◆郷土の偉人 「聖農・石川理紀之助翁」
石川理紀之助とは
- 秋田の二宮尊徳と称せられ、その生涯を農村の更正、農家の救済、農業の振興のために捧げつくした農聖として、その高名は県内のみならず全国に知られている。
- 弘化2年(1845年)3月25日秋田市金足小泉の農家、奈良周喜治の二男として生まれ、21歳の時、旧昭和町豊川山田の石川長十郎の養子となる。廃藩の後、秋田県勧業課の官吏に出任。33歳で種苗交換会を創設し今日の全県的一大行事の礎を築いた。
- 明治15年、官職を辞し、居村救済に着手。31年から2県8郡49か町村の経済調査・土壌調査を開始し、731冊になる「適産調」を表した。
- 「寝て居て人を起こすことなかれ」は翁の金言としてよく知られているが、翁は和歌にも秀でており、また書をよくし、多くの著書を著した。
- 翁の功績は全国でも高い評価を受け、招かれてはるばる九州51か所を講演行脚したり、晩年は県内において、仙北郡強首村(現大仙市)の九升田、平鹿郡角間川木内(現横手市)の両部落復興の指導に当たるなどして過ごした。
- 大正4年9月8日、71歳の生涯を終えた。
【石川理紀之助翁についてのお問い合わせ先】
- 第29回国民文化祭潟上市実行委員会事務局
- TEL:018-877-7805 / FAX:018-877-3800
- Email:shougaigakushuu@city.katagami.lg.jp
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◆潟上市名誉市民 「写真家・中村征夫」
- 1945年秋田県生まれ。20歳のときに独学で潜水と水中写真を始め、後に専門誌のカメラマンを経てフリーランスとなる。現在、撮影プロダクション「株式会社スコール.」、「株式会社中村征夫オフィス」代表。
- 国内外の海や自然、人々、そして環境を含めて精力的に取材。ライフワークの東京湾をはじめ、空港建設で揺れる石垣島・白保、九死に一生を得た北海道南西沖地震・奥尻島でのフォトルポルタージュ、諫早湾のテレビリポートなど、社会性のあるテーマにも果敢に取り組み、報道写真家の顔も持つ。
- スチールのみならず、TVコマーシャル(サントリービール ・武田薬品・EDWIN・メルセデスベンツ・ポカリスエット・三菱商事等)も撮影。また、劇映画やハイビジョン映像も手掛けるなど、東奔西走の日々を送っている。講演および出版物、テレビ、ラジオなど様々なメディアを通して、海の魅力と環境問題を伝え続けている。
- 日本写真家協会、日本写真協会。
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