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活動レポート

 令和2年度「第1回子ども適産調~リキノスケ未来塾~」

2020年06月10日

令和2年度、第1回リキノスケ未来塾は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、予定しいた日から2週間延期しての開催となりました。また、「新しい生活様式」に基づき「3つの密」の回避、安全な衛生環境を確保しながら行ったため、子どもたちは少し戸惑っていました。

 

実施日:令和2年6月7日(日)
開催場所(適産調地):草木谷、石川翁資料館
参加者数:小学生 34人/中学生 4人/大学生 2人/スタッフ 14人(講師含む)/計 54人)
活動内容

令和2年度、第1回リキノスケ未来塾は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、予定しいた日から2週間延期しての開催となりました。また、「新しい生活様式」に基づき「3つの密」の回避、安全な衛生環境を確保しながら行ったため、子どもたちは少し戸惑っていました。
私たちの活動地「草木谷」は、水質汚濁が深刻な八郎湖の水源地に位置する谷津田です。また、郷土の偉人 石川理紀之助が明治時代に貧農生活した由緒ある地でもあります。
第1回はこの「草木谷」で、昔ながらの手作業による田植え体験。この活動は、周囲の里山に生息する希少な生物と、下流の八郎湖の水質改善のため、無農薬、有機肥料での稲作栽培です。
子どもたちは、はだしや軍足で田んぼに踏み込み、丁寧に苗を植えていきました。田植えは初めての子たちも多く「泥が生ぬるい」「足が抜けない」などと声を上げながら懸命に作業を進めていました。
稲作栽培と同時に、自然豊かな周辺の散策と生きもの観察も行いました。
田植え後は、新型コロナの影響で活動に参加できなかった、リキノスケ未来塾のトータルコーディーネーター飯島先生と、ZOOMミーティングをし、里山と湖のつながりについて考えました。


  

活動成果

普段農村部の生活に接することのない子どもたちが、自然豊かな「草木谷」で、里山と八郎湖の現状を理解し、環境保全活動と先人の教え(石川理紀之助)について考える貴重な体験になっていると思います。また、環境保全、郷土文化の保持、環境学習という3つの点において意義深いものだと思っています。自然散策、生きもの観察では、学校や自宅の周りと草木谷での環境の違いにも気づいていました。

 

子どもの感想(アンケートから) 

  • 田んぼに、オタマジャクシやクモがいたのでいやだったけど田んぼの感触が気持ちよく楽しかったです。
  • リキノスケ未来塾に初めて参加しました。とても楽しかったです。他の学校の友達もできてよかったです。
  • 苗の植え方が分からなかったけど、草木谷のおじさんたちがやさしく教えてくれてうれしかったです。